白内障の種類とは?原因・症状・見え方の違いを解説|幕張久木元眼科|千葉県千葉市の白内障手術、緑内障、糖尿病網膜症

〒261-8535 千葉県千葉市美浜区豊砂1-1
イオンモール幕張新都心グランドモール1階
Tel.043-301-3441
ヘッダー画像

医療コラム

白内障の種類とは?原因・症状・見え方の違いを解説|幕張久木元眼科|千葉県千葉市の白内障手術、緑内障、糖尿病網膜症

白内障の種類とは?原因・症状・見え方の違いを解説

最近、視界がぼやける、夜に車のヘッドライトがまぶしく感じる、物が二重に見えるといった目の不調を感じていませんか。こうした症状がある場合、白内障の可能性も考えられます。

白内障は一つの種類だけではなく、原因や水晶体が濁る場所によっていくつかのタイプに分けられます。種類ごとに現れやすい症状や見え方の特徴が異なるため、正しく知ることが大切です。

この記事では、白内障の種類について、原因や初期症状、進行した場合の見え方を、画像を交えながら分かりやすく解説します。ご自身の目の状態を理解し、不安を和らげるための第一歩として、ぜひ最後までご覧ください。

白内障の種類を正しく知るための基礎知識

白内障は、目の中にある水晶体というレンズが濁る病気です。水晶体は本来、透明な状態で光を屈折させ、網膜にピントを合わせる役割を持っていますが、白内障になるとその透明性が失われます。水晶体が白く濁ることで光が十分に届かなくなり、乱反射も起こりやすくなります。その結果、視界がかすんだり、物がぼやけて見えたりする点が特徴です。

私たちの目は、角膜と水晶体という二つのレンズで光を集め、網膜に像を結ぶ仕組みになっています。特に水晶体は、厚みを変えることで遠くや近くへピントを調整する働きがあり、見え方を左右する重要な部分です。

水晶体は主にタンパク質と水分で構成されており、加齢などの影響によってタンパク質が変性すると濁りが生じます。濁りが進行すると光がまっすぐに通らなくなり、視力低下や見え方の質の低下につながります。ちょうど、すりガラスを通して物を見るような状態を想像すると分かりやすいでしょう。

関連記事:白内障かも?見逃しやすい初期症状とセルフチェック項目を眼科医が解説

白内障の主な分類方法

白内障は、その原因や水晶体の濁る部位によっていくつかの種類に分けられます。ここでは主な分類方法を解説します。

関連記事:スマホの見えづらさは白内障のサイン?ブルーライトとの関係を徹底解説

原因による分類

白内障は、発症のきっかけとなる原因によっても分類されます。ここでは、原因別に代表的な白内障の種類を6つ紹介します。

老化性白内障(加齢性白内障)

最も多く見られるタイプで、加齢に伴って水晶体が少しずつ濁っていきます。年齢を重ねるにつれて発症しやすく、多くの人に起こり得る白内障です。

先天性白内障

生まれつき水晶体が濁っているタイプです。遺伝的要因や、妊娠中の母親の感染症・体調不良などが関係する場合があります。

外傷性白内障

目に強い衝撃を受けたり、ケガをしたりしたことをきっかけに発症します。事故やスポーツ外傷などが原因になるケースもあります。

糖尿病性白内障

糖尿病の合併症として発症するタイプです。血糖値のコントロールが不十分な状態が続くと、進行しやすくなる傾向があります。

水晶体の濁る部位による分類

白内障は、水晶体の中で濁りが生じる部位によっても分類されます。部位ごとの特徴を知ることで、症状の出方や見え方の違いを理解しやすくなるでしょう。主な分類は次の通りです。

核白内障(かくはくないしょう)

水晶体の中心部分である「核」が硬くなり、徐々に濁っていくタイプです。進行すると近くが見えやすくなる一方で、遠くが見えにくくなる近視化が起こりやすい特徴があります。視界全体が黄色味を帯びて見える場合もあります。

皮質白内障(ひしつはくないしょう)

水晶体の周辺部分である「皮質」から濁りが生じ、中心に向かって広がっていくタイプです。光が散乱しやすくなるため、まぶしさを強く感じたり、夜間の車のライトが見えにくくなったりしやすい傾向があります。

後嚢下白内障(こうのうかはくないしょう)

水晶体の後ろ側にある膜のすぐ内側が濁るタイプです。比較的進行が早く、初期の段階から視力低下を自覚しやすい特徴があります。特に明るい場所での見えにくさや、読書や細かい作業のしづらさが現れやすくなります。

白内障の種類|もっとも多い「老化性白内障」

白内障のもっとも一般的なタイプが「老化性白内障」です。加齢に伴い、誰にでも起こりうる変化であり、水晶体の濁り方によって主に以下の3つのタイプに分けられます。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

関連記事:白内障は何歳から? 専門医が教える発症年齢と早期発見のポイント

核白内障

核白内障は、水晶体の中心にある「核」が少しずつ硬くなり、黄色から茶色へと変色しながら濁っていくタイプの白内障です。進行は比較的ゆるやかで、長い時間をかけて症状が現れる傾向があります。

主な特徴は、視力が徐々に低下していく点です。また、一時的に近視が進み、老眼鏡を使わなくても近くが見えやすくなる「第二の視力」と呼ばれる現象が起こる場合もあります。

さらに、色の見え方に変化が出やすく、全体的にくすんで見えたり、特に青色が識別しにくくなったりするケースも少なくありません。進行すると、視界全体が霧がかかったようにぼやけて見えます。

皮質白内障

皮質白内障は、水晶体の周辺部分である「皮質」から濁りが生じ、少しずつ中心へ向かって広がっていくタイプの白内障です。濁りが放射状に伸びる形をしているため、「楔状白内障」と呼ばれる場合もあります。

初期のうちは自覚症状がほとんどないケースが多いものの、濁りが瞳孔の中心付近まで進行すると、まぶしさを強く感じたり、物がかすんで見えたりしやすくなります。特に、逆光の場面や夜間の運転時には、ライトの光がにじんで見えたり、視界が見えにくくなったりする点が特徴です。

後嚢下白内障

後嚢下白内障は、水晶体の後方にある膜である後嚢の直下に濁りが生じるタイプです。他の白内障と比べて進行が早い傾向があり、比較的短期間で見え方の変化を自覚しやすくなります。

濁りが瞳孔の中心付近にできやすいため、初期の段階から中心視力に影響が出やすい点が特徴です。明るい場所では強いまぶしさを感じやすく、夜間や暗い場所では視界がはっきりせず、見えにくさが目立つようになります。さらに、読書や細かい作業を行う際に、文字がかすんだり、ピントが合いにくく感じたりする場合も多いでしょう。

原因としては、ステロイド薬の長期使用や糖尿病が関係するケースもあり、持病や服薬状況によって発症リスクが高まる場合があります。

白内障の種類|生まれつき起こる「先天性白内障」

先天性白内障は、生まれつき、または生後まもなく水晶体が濁るタイプの白内障です。原因としては、遺伝的要因や家族歴、母親が妊娠中に風疹などのウイルス感染症にかかった場合の胎内感染、ガラクトース血症などの代謝異常が挙げられます。

最大の特徴は、視覚が発達する大切な時期に発症する点です。水晶体の濁りによって光が網膜へ十分に届かない状態が続くと、脳が視覚情報を正しく処理できず、弱視を招きやすくなります。

弱視は視力の発達が妨げられた状態を指し、発見や治療が遅れるほど回復が難しくなる傾向があります。そのため、先天性白内障では早期発見と適切な治療が、将来の視機能を守るうえで欠かせません。

白内障の種類|外傷が原因で起こる「外傷性白内障」

外傷性白内障は、事故やスポーツ中の衝突、異物が刺さるなど、眼に強い外力が加わった結果として発症する白内障です。打撲や突き傷、熱湯や化学物質による熱傷・化学損傷などによって水晶体が傷つき、内部のタンパク質が変性して混濁が生じます。

外傷を受けた直後に視力低下などの症状が現れる場合もあれば、数か月から数年かけてゆっくり進行するケースも少なくありません。特に水晶体を包む膜が損傷すると、房水が入り込み、濁りが早まる可能性があります。外傷後は自覚症状がなくても、早めに眼科を受診して検査を受けることが大切です。

白内障の種類|糖尿病が原因で起こる「糖尿病性白内障」

糖尿病性白内障は、糖尿病によって血糖値の高い状態が続くことで発症する白内障です。糖尿病のある人は、そうでない人に比べて白内障のリスクが高く、比較的若い年代で発症したり、進行が早かったりする傾向があります。

高血糖の状態が続くと、水晶体に取り込まれたブドウ糖が「ソルビトール」という物質に変化し、水晶体内に蓄積します。これにより浸透圧のバランスが崩れ、水晶体が水分を吸収して膨張し、透明性が失われて濁りが生じる仕組みです。

さらに、高血糖は水晶体のタンパク質の変性や酸化ストレスを高める原因にもなり、白内障の進行を早めると考えられています。

糖尿病性白内障は、若年層でも発症する場合があり、進行が急速なケースも少なくありません。血糖コントロールが不十分な状態が続くと、濁りが進みやすくなります。そのため、糖尿病の適切な管理は、視力を守るうえでも重要なポイントです。

白内障の種類|薬剤性・ぶどう膜炎による白内障

白内障は、加齢や外傷、先天的な要因だけでなく、特定の薬剤の使用や目の炎症性疾患によっても引き起こされることがあります。ここでは、比較的稀なケースとして、薬剤性白内障とぶどう膜炎に伴う白内障について詳しく見ていきましょう。

薬剤性白内障(ステロイドなど)

薬剤性白内障は、特定の薬の長期使用によって発症する白内障です。代表的な原因として、ステロイド薬による影響が挙げられます。

ステロイドは、アトピー性皮膚炎や喘息、リウマチなどの治療に広く使われていますが、内服薬や点眼薬として継続的に使用すると、水晶体の後ろ側に濁りが生じる場合があるため注意が必要です。この濁りは後嚢下白内障と似た性質を持ち、進行すると視力が低下したり、強いまぶしさを感じたりしやすくなります。

また、ステロイド以外にも、一部の抗精神病薬や利尿薬などが白内障のリスクを高める可能性が指摘されています。薬剤性白内障では、原因となる薬の種類や量を見直せば、進行を緩やかにできる場合もありますが、判断は必ず医師に委ねましょう。自己判断で服用を中止せず、相談しながら適切な対応を取ることが重要です。

ぶどう膜炎に伴う白内障

ぶどう膜炎は、眼の中にあるぶどう膜(虹彩・毛様体・脈絡膜からなる組織)に炎症が生じる病気です。この炎症の影響を受け、二次的に白内障を発症する場合があります。

ぶどう膜炎に伴う白内障は、炎症が続く影響で水晶体の栄養状態が悪化したり、炎症物質が水晶体へ作用したりすることで生じます。炎症の強さや持続期間によって進行の程度は異なり、炎症が強いほど白内障の進行が早まるケースも少なくありません。

また、炎症が十分にコントロールされない場合、白内障は進行し続ける可能性があり、治療も慎重な対応が不可欠です。まずはぶどう膜炎の治療を優先し、その経過を見ながら白内障の状態を確認し、必要に応じて手術を検討します。

白内障の種類を問わず知っておきたい|初期症状と進行の目安

白内障は、初期のうちははっきりとした自覚症状が出にくい場合もありますが、進行とともに少しずつ見え方に変化が現れてきます。ここでは、気づきにくい初期のサインと、白内障が進むにつれて視界がどのように変化していくのかを分かりやすく解説します。

見逃しやすい初期症状

白内障の初期症状は、老眼や目の疲れと区別がつきにくく、見過ごされやすい傾向があります。ただし、いくつかの変化が重なって現れる場合は、白内障の可能性も考えられます。次のようなサインが見られた場合は、早めに眼科を受診すると安心です。

視界がかすむ・ぼやける

全体的に視界が白っぽくかすんだり、霧がかかったようにぼやけたりする場合は要注意です。特に朝起きた直後や、目が疲れているときに強く感じやすい傾向があります。

光がまぶしく感じる(羞明)

太陽光や車のヘッドライト、室内の照明などが以前より強くまぶしく感じられるケースも白内障の初期症状の可能性があります。光の周囲に輪が見える「ハロー」と呼ばれる現象が現れる場合もあります。

物が二重・三重に見える(単眼複視)

片目で見ているにもかかわらず、物が二重や三重に重なって見える状態です。水晶体の濁りが不均一になると、光が正しく屈折せず、像が複数に分かれて映ります。

視力が低下する

眼鏡やコンタクトレンズを調整しても、以前のようにはっきり見えないと感じるようになります。特に遠くが見えにくくなるケースが多く見られます。

色の見え方が変わる

水晶体が黄色っぽく濁る影響で、全体的に色がくすんで見えたり、青色が分かりにくくなったりします。色の鮮やかさが失われたように感じる場合もあります。

一時的に近くが見えやすくなる

核白内障では、水晶体の変化により近視が進み、老眼が進んでいた人でも一時的に近くの文字が読みやすくなる場合があります。ただし、この状態は長く続かず、白内障の進行とともに再び見えにくくなる点が特徴です

白内障の進行段階と見え方の変化

白内障は一度発症すると自然に元へ戻らず、時間の経過とともに少しずつ進行します。進み方には個人差があり、数年で進む場合もあれば、何十年もかけてゆっくり進む場合も少なくありません。

進行の度合いによって見え方や生活への影響も変わるため、定期的に眼科検診を受けて状態を確認する姿勢が大切です。早めに変化へ気づけば、適切なタイミングで治療を検討しやすくなります。

初期

自覚症状はほとんどなく、あっても軽いかすみやわずかなまぶしさを感じる程度です。視力への影響も小さく、日常生活に大きな支障は出にくい段階です。

中期

視界のかすみやぼやけがはっきりし、まぶしさも強くなります。視力が徐々に低下し、運転や読書、細かい作業がしづらくなる場面が多くなるでしょう。特に夜間の見えにくさを感じやすくなります。

進行期(成熟期)

進行期になると水晶体の濁りがさらに進み、視力は大きく低下します。光を感じる程度まで見えにくくなる場合もあり、日常生活への影響が大きくなるケースも少なくありません。放置すると、水晶体の膨張による緑内障や炎症を引き起こすリスクが高まるため、早めの対応が重要です。

各種類の白内障による見え方の違い

白内障の種類によって、視界のぼやけ方やまぶしさの感じ方には違いがあります。ここでは、代表的な白内障が見え方にどのような影響を与えるのかをタイプ別に解説します。

核白内障

核白内障では、水晶体の中心部が硬くなり、黄色や茶色へと変色していきます。その影響で、視界全体が霧がかかったようにぼやけ、物がかすんで見える点が特徴です。色の見え方にも変化が生じやすく、全体的にくすんで見えたり、黄色っぽく感じたりするケースもあるでしょう。

初期には近視が進み、一時的に近くが見えやすくなり「老眼が改善した」と感じる場合もありますが、その後は視力が低下していきます。暗い場所よりも、明るい屋外などでまぶしさを感じやすくなります。

皮質白内障

水晶体の周辺から濁りが生じ、中心に向かって広がるタイプです。濁りが放射状や扇状になるため、光が不規則に散乱しやすくなります。

その結果、強いまぶしさを感じたり、ヘッドライトや街灯がぎらついて見えたり、光の周囲に輪が見える「ハロー現象」が現れたりするケースが一般的です。片目で見ても物が二重に見える単眼複視が起こる場合もあるでしょう。特に夜間の運転時に視界の悪化を強く自覚しやすくなります。

後嚢下白内障

後嚢下白内障は、水晶体の後方にある膜のすぐ内側が濁るタイプです。明るい場所や日中の屋外で強いまぶしさを感じ、視力が急に低下しやすい点が特徴です。

視界の中心がぼやけやすく、読書や細かい作業がしづらくなる場面が増えます。一方で、暗い場所では比較的見えやすいと感じるケースも少なくありません。進行が早い傾向があり、早期の発見と適切な対応が重要です。

白内障の種類に関係なく押さえたい診断と治療法

白内障と診断された場合、どのような検査が行われ、どのような治療法があるのでしょうか。ここでは、眼科での診断方法と、白内障の治療の選択肢について詳しく解説します。

眼科での診断方法

白内障の診断は、眼科で行われる専門的な検査によって進められます。視力の状態を確認するだけでなく、水晶体の濁りの有無や種類、進行の程度、視機能への影響まで総合的に評価します。

これらの検査結果をもとに、白内障のタイプや重症度が判断され、今後の治療方針が検討されます。早い段階で受診すれば、状態に合わせた適切な対応を取りやすくなります。

視力検査

裸眼視力や矯正視力を測定し、現在の視力がどの程度低下しているかを確認します。眼鏡やコンタクトレンズでどこまで視力が補えるかもあわせて評価されます。

細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査

細い光を眼に当て、顕微鏡で水晶体の状態を詳しく観察します。濁りの位置や広がり方、程度を直接確認できるため、核白内障・皮質白内障・後嚢下白内障などの種類を判別するうえで重要な検査です。

眼底検査

水晶体の奥にある網膜や視神経の状態を調べます。白内障が進行している場合は観察が難しいケースもありますが、緑内障や網膜疾患など、他の病気の有無を確認する目的で行われます。

眼圧検査

眼球内の圧力を測定し、緑内障の合併がないかを調べます。白内障の治療方針を考えるうえで、眼圧の状態も重要な判断材料となります。

白内障の治療の選択肢

白内障の治療には、大きく分けて「進行を緩やかにする治療」と「濁りを取り除く治療」の二つがあります。症状の程度や生活への影響、本人の希望などを踏まえ、適切な方法が選ばれます。

点眼薬による進行の抑制(初期の場合)

白内障の初期段階で、視力低下がまだ軽度な場合や、すぐに手術を希望しない場合には点眼薬が用いられる場合があります。点眼薬は、水晶体の混濁が進むスピードを緩やかにする目的で処方されます。

ただし、白内障そのものを治す作用はなく、濁りを元に戻す効果もありません。症状の悪化を抑え、日常生活への影響を遅らせる役割を担う点が大きな特徴です。進行を完全に止める力は限られているため、定期的な診察を受けながら経過を確認していく必要があります。

白内障手術

白内障が進行し、見えにくさが日常生活に影響を及ぼすようになると、手術が根本的な治療手段となります。白内障手術では、濁った水晶体を超音波で砕いて取り除き、その代わりに透明な人工の眼内レンズを挿入するケースが一般的です。

手術のタイミングは、視力の数値だけでなく、見え方への不便さ、仕事や生活への支障の度合い、本人の希望などを踏まえて決められます。近年は眼内レンズの種類も豊富で、単焦点レンズ、多焦点レンズ、乱視矯正レンズなどから、目の状態や生活スタイルに合わせた選択が可能です。

白内障の種類を問わず大切な予防と進行を遅らせるポイント

白内障は年齢とともに起こりやすくなる病気ですが、日々の生活習慣を意識すれば、発症の時期を遅らせたり、進行を緩やかにしたりする可能性があります。ここでは、日常生活の中で無理なく取り入れられる対策を具体的に紹介します。

日常生活でできる対策

白内障の予防や進行を緩やかにするためには、日常生活の中での小さな積み重ねが大切です。次のような習慣を意識することで、目への負担を減らし、健康な状態を保ちやすくなります。

紫外線対策を徹底する

紫外線は水晶体にダメージを与え、白内障のリスクを高める要因のひとつです。外出時はUVカット機能付きのサングラスや帽子を活用し、目を紫外線から守りましょう。特に夏場の強い日差しや、スキー場・海辺など反射光の強い場所では注意が必要です。

バランスの取れた食生活を心がける

抗酸化作用を持つビタミンCやビタミンE、ルテイン、ゼアキサンチンなどを意識して摂取すると、目の健康維持に役立ちます。ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜、柑橘類やベリー類、ナッツ類、魚介類などを積極的に取り入れましょう。

禁煙を意識する

喫煙は白内障の発症リスクを高める要因とされています。喫煙習慣がある場合は、禁煙を目指すと白内障の予防だけでなく、全身の健康状態の改善にもつながります。

適度な運動を習慣にする

体を動かすと血行が促進され、新陳代謝が活発になります。これは目の健康にも良い影響を与えます。ウォーキングや軽い体操など、無理のない運動を継続する意識が大切です。

定期的な眼科検診を受ける

40歳を過ぎたら、自覚症状がなくても年に1回程度の眼科検診を受けると安心です。早い段階で変化に気づければ、進行を抑えるための対策や治療の検討がしやすくなります。

目をしっかり休ませる

スマートフォンやパソコンを長時間使用すると、目に大きな負担がかかります。作業の合間に休憩を取り、遠くを見るなどして目をリラックスさせる時間を確保しましょう。

まとめ:自分の白内障の種類を知り、適切な対策を

本記事では、白内障には老化性、先天性、外傷性、糖尿病性など複数の種類があり、それぞれ原因や進行の仕方、見え方に特徴がある点を解説しました。

白内障は進行性の病気で、放置すると視力低下が進み、日常生活に支障をきたす場合や、緑内障などの合併症を招く可能性もあります。「見え方がいつもと違う」「何となく見づらい」と感じたら、早めに眼科を受診しましょう。早期発見と適切な治療により、進行を緩やかにしたり、視力の回復を目指したりできます。

専門医と相談し、自分に合った治療方針を選ぶ姿勢が目の健康を守る第一歩です。白内障の不安を抱えている方は、お気軽にご相談ください。